フィリピンを拠点に日本国内で60億円以上の被害を出したとされる特殊詐欺事件で、警視庁は24日、詐欺グループに関わったとして住居不定、無職の佐藤翔平容疑者(32)と20代の男女3人の計4人を窃盗容疑で逮捕し、発表した。4人はフィリピンで身柄を拘束され、24日に日本に移送された。捜査2課によると、佐藤容疑者は2019年6月に起きた特殊詐欺事件に、うその電話をする「かけ子」のまとめ役として、他の3人は共謀し、同年11月発生の事件にかけ子として関わった疑いがある。同課は4人の認否を明らかにしていない。同庁は2月、グループのトップとみられる渡辺優樹容疑者(39)ら幹部4人を、フィリピンの入管施設から移送して窃盗容疑で逮捕した。フィリピンでは、他にかけ子とみられる男(59)が拘束中という。(山口啓太)フィリピンを拠点とする特殊詐欺グループが国内で60億円以上の被害を出したとされる事件で、詐欺グループが日本国内にも拠点をつくり、2カ月弱で少なくとも東京都内8カ所を転々と移動していたことが捜査関係者への取材でわかった。8カ所はいずれも民泊だった。短期間で複数の拠点を立ち上げており、警視庁は組織化されたグループだったとみている。一連の事件ではグループ幹部やうその電話をかける「かけ子」など70人以上が逮捕され、押収資料の分析や供述などから事件の経緯が判明した。同庁は、摘発を逃れやすくする目的があったとみている。
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