グループ消滅危機の渦中にあるSMAPのうち中居正広(43)、稲垣吾郎(42)、草なぎ剛(41)、香取慎吾(38)の“独立組”4人が、残留に向けて謝罪行脚をする必要があることが17日、分かった。女性マネジャー退社に追随、事務所に反旗を翻したとしてメリー喜多川副社長(89)のげきりんに触れた4人。関係者によれば、副社長への直接の謝罪はもちろん、放送、広告など関係各社への謝罪行脚なくして、残留の道は開けないという。 誠心誠意を尽くした4人の謝罪が、残留への第一歩となる。国民的グループだけに活動は多岐にわたる。テレビ、ラジオ、CMを合わせると、グループではフジテレビ系「SMAP×SMAP」など5本。個々では中居が9本、稲垣が3本、草なぎと香取は放送中の連続ドラマを合わせてそれぞれ7本と10本。一人残留を決めた木村拓哉(43)は5本を抱えている。グループと個人合わせて計39本あり、「SMAP」の名入り番組(スマ表記など含む)は12本。「SMAP」はジャニー喜多川社長(84)が命名したもので、解散となれば使用はできない。解散騒動により関係各社は、今後の編成を検討しなければならない。多くの仕事を抱える責任がある中、独立に傾いた4人。今は残留を熱望しているが、メリー副社長は一度は反旗を翻した4人に激怒しており、許しを得るに至っていない。関係者は停滞する残留交渉への最低条件として、メリー副社長への直接謝罪はもちろん、「広告、放送など関係者への謝罪行脚をしないといけない。社会人としては当然。世論が動き、世間を騒がせている」と説明する。4人には、信頼回復に向けた地道な行動が求められている。
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